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まだ食費を節約してるの?4大固定費削減・見直しで家計はスリムに貯金は増えます。

今月もまた赤字、預金残高がどんどん減っている。

こんな状況になったらどうしますか?家計を切り詰めようと考えるとき、真っ先に思いつくのが“食費”ですよね。確かに「牛肉?いやいや今月は厳しいから鶏肉にしよう」ということはよくあります。

では食費を切り詰めれば、本当に家計は楽になるのでしょうか?

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節約するなら食費?食費2万円は実現可能か!?

私は1番削ってはいけないのが食費(内食費)だと考えています。よく主婦雑誌などで「今月の食費は2万円」などと掲載されていますよね。

昔の話になりますが、真に受けた私はどうして食費が多いのだろう、多いのは私のやりくりが下手だからだと本気で悩みました。そこで、予算を1万円ほど低く設定。品数を減らし、スーパーは特売をはしごしました。

がんばって節約して得られたものは?
忙しい毎日、美味しいもの安全なもの食べたいものではなく安さを基準にすることのストレス、そして数千円〜1万円程度の節約でした。毎月1万円削減すれば、理論上は年間12万円の節約にはなります。でも実際は節約に疲れて、リバウンドしたり外食に逃げたり、結局数ヶ月ともちませんでした。

それからは家族の健康、食の楽しみを犠牲にするような節約はするまいと誓いました。羽仁もと子家計簿で有名な婦人友の会の家計簿セミナーに出席したときに、家族構成(夫婦+幼児2人)から食費を算出してみたのですが、実際の額よりだいぶ多くて安心したのを覚えています。

家庭の食事は家族の健康・生活・人生にもつながります。
買い物の工夫・料理の工夫で削減できる節約であれば努力したいのですが、家族の健康を損ねるような節約はしたくないのが本音。できるなら食卓は豊かに、楽しくありたいですね。

変動費 or 固定費!節約したいなら固定費削減がオススメ!

他にも光熱費・外食費・被服費・交際費など減らすべき項目はあります。これらの変動費を少しずつ削減すれば大きな効果となるでしょう。ただ困ったことに、これらの変動費は毎月しっかり意識して削減に取り組まねばなりません。

毎月の生活費をキツキツに設定すると予算を守ることがむずかしくなったり、我慢からストレスを感じることも多いでしょう。何より、変動費の削減には強い意志が必要です。私の場合、変動費に関しては予算から大幅に超えなければオッケーと、ゆる〜く考えることにしています。

ちなみに、「電気をこまめに消す」に代表される削減効果の少ない節約術は積極的にはやりません。ちまちました節約は気持ちが沈んでしまうので・・・。

固定費の削減は最初こそ思いきった決定が必要ですが、毎日の生活では特に意識することなく、気がつくと大きな成果(貯金)になります。

固定費を毎月きっちり削減できれば、貯蓄額は大きく増えます。また、変動費をあえて減らさないことで、節約によるストレスからも解放されます。

では、削減すべき4大固定費をみていきましょう。

カーシェアで固定費削減!車を手放したら年間42万円節約できた!

まずは車です。我が家では数年前に車を手放し、タイムズカープラスというカーシェアリングサービスを利用しています。カーシェアの車が停車している“ステーション”まで徒歩30秒と立地にも恵まれ、必要なときに必要な時間だけ車を借りています。

カーシェアはスマホやパソコンなどで簡単に予約ができます。レンタカーのように営業時間に制限なく、24時間いつでも気軽に利用できるのが本当に便利です。

★カーシェアのメリット!毎月のコスト(利用料)はいくら?

私がタイムズカープラスを利用して感じたメリットは次のとおり。

  • 初期費用0円
  • 月額基本料金1030円は無料利用料金として使える
  • 24時間いつでも予約・乗車・返却ができる
  • ガソリン代・保険代込み
  • 直前(予約時間の1分前)まで変更・キャンセルが可能
  • 車種により料金差がない *プリウスやフリードも同料金、輸入車など別途費用がかかる車種もあります

1年の利用履歴から月平均5千円前後(約10時間)利用していることがわかりました。
基本的には1時間800円の価格設定。お得なパック料金や無料チケット利用のおかげで、平均すると1時間あたり500円という結果になりました。

そのほかの交通手段として公共交通機関やタクシーを利用しています。

★マイカー保有のコストはいくら?

我が家のケースでは、マイカー保有にかかるコストは月平均4万円という試算結果になりました。

内訳(月額)は、駐車場代2.5万円、保険代0.3万円、税金0.3万円、ガソリン代0.5万円、車検代0.4万円です。駐車場の相場が高く、全体的に高くなってしまいました。他にも車本体の費用もありますね…。

もちろん車があることにより得られるメリットは大きいものです。それでも差額の月3万5千円、年間42万円は大きな節約につながります。

カーシェアは普及が進んでいない地域もありますし、何より自動車がないと生活に支障がある場合もあるでしょう。私がカーシェアを利用できるのは、車がなくても生活に困らない利便性の良い住宅環境のおかげでもあります。

とはいえ、必要なときに借りるというスタンスは必要なとき以外借りないということ。本音を言えば車を持っている生活のほうが楽ではあるのですが、不便なこと(電車を利用したり、歩いたり)は子供たちにとっていいはずだと自分に言い聞かせています。

タイムズカープラスをもっと知ろう

節約の味方!タイムズカープラス|公式

 

家賃・住宅ローンの金利をおさえて固定費削減!?ローンの借り換えする?しない?

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将来のマイホームを見据えて賃貸に住んでいる方もいるかと思います。できるなら住宅購入前の賃料は安く抑えたいところ。

我が家は社宅住まいですが、特優賃やURなどを利用して賃料を安く抑えるのもひとつの方法。賃貸とはいえ住まいは大事です。ただ、間取り・利便性・環境・築年数など希望した分だけ家賃は上がります。

マイホームのために家賃を抑えて頭金を貯めるのは得策と言えるでしょう。住宅を購入した友人、それはそれは大きな一軒家を購入して優雅に暮らしていますが、引越し前に借りていたのは比較にならないほど小さなアパートでした。

「会社の補助がないから毎月の家賃は極力抑えたいの」と利便性だけを重視してあとは考えないと言っていました。そしてコツコツ貯めていたのです。生活面では旅行に行ったり、外食したり、洋服を買ったりと充実していましたので、家賃という固定費に絞って節約した例かもしれません。住めば都ともいいますから、未来のマイホームのため貯蓄に励みたいですね。

住宅ローンを組んでいる人は金利を少しでも低く抑えたいと考えるのではないでしょうか?
別の友人の話ですが、毎月8万円のローン返済のうち利息が5万5,000円で元金は2万5,000円しか返済できていない事実に驚き、いろいろ比較してみたのだそう。そして現状より低金利のローンに借り換えた結果、毎月の返済額を2万円ほど減らすことができたのだとか。

★ローン借り換えシュミレーションをしてみる

ローン残高3,000万円・返済期間30年という前提で、固定金利2.33%から1.28%に借り換えるとします。諸費用を差し引いた総支払額がおよそ470万円も少なくなりました。

単純に利息だけで見てみると約560万円おさえられることが分かります。

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出典:価格.com – 住宅ローン 新規借り入れシミュレーション

やはり住宅は額が大きいですね。

ローンの借り換えには数十万単位の手数料がかかるため、金利だけでなくローン残金や返済期間を考慮して考えたいものです。

一般的に金利の差が1%を超えている・ローン残高が1000万円以上・返済期間が10年以上の場合には借り換えを選択したほうがお得なことが多いようです。金額が大きいので、素人判断はせずプロに任せてみてもいいかもしれませんね。

低金利が魅力!住宅ローンの一括比較サービス

住宅ローン比較と審査申込みなら|住宅本舗

 

保険の見直しで無駄をなくそう!固定費削減効果は絶大!

平成27年度 生命保険に関する全国実態調査によると、世帯の年間払込保険料の平均額は38.5万円、月々およそ3.2万円となっています。

私たち夫婦の年間払込保険料は約10.3万円、月々およそ8,500円です。

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学資保険の年間払込保険料は50.4万円、月々およそ4.2万円(2人分)。

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家族すべての保険を合わせると我が家の年間払込保険料の総額は60.7万円、月々およそ5万円という結果に。*実態調査の平均より多いのですが、貯蓄型が8割を占めています。

不安だからとやみくもに保険に加入するのではなく、本当に必要なのか?必要額はいくらなのか?きちんと向き合って考えたいですね。

保険の見直しはFPに相談しよう

ー失敗しない保険選びー|保険ショップマンモス

通信費の見直しはスマホから!格安スマホで固定費削減に成功!

通信費は、いわゆるインターネット費用(固定電話やプロバイダー含む)携帯電話費用のことですね。インターネットと携帯電話会社を同じにすることで割引が受けられたり、お得なキャンペーンを利用したり、格安スマホにしたりと節約する方法はたくさんあります。

同じようにスマホを利用していても、月額2,000円台の人もいれば1万円を超える人まで様々。家族みんなでスマホを保有していれば、見直し効果はより大きくなります。

ちなみにガラケーを使っていた2年前、我が家の携帯料金は2台で1,800円でした。安い!

★我が家の通信費はいくら?キャリアからマイネオにMNP乗り換え!

● インターネット+固定電話:JCOMのマンションプラン 3,400円
● スマホ:キャリア2台分 計7,500円→ 格安SIM2台分 計3,000円

通信費の総額は、キャリア契約時の月額1万900円から、格安SIMのスマホに乗り換えで6,400円に減らすことができました。半額近く削減できたことになります。

格安SIMのmineoは、3ギガコースで毎月1,500円/1台です。(初年度はキャンペーン適用で、なんと600円!)SIMフリーの端末を新たに購入しなくても、今まで使っていたau端末がそのまま使えるのが便利。そして、今までと全く変わらずフツーに使えます。キャリアは高かったなぁと解約して実感しています。

通信費の仕組みは複雑で分かりにくいですよね。最新の通信事情に興味をもち情報を得ることが大切だなと感じます。

食費より固定費にメスを!年間36万円の節約を目指そう

今回お話した固定費削減方法で毎月3万円減らすことができれば、1年間で36万円、10年で360万円の節約になります。

削減するには生活スタイルを変えたり、見直しを行ったり。慣れるまで不便に感じることがあるかもしれませんが、その分インパクトも大きくどんどん貯金が増えますよ。

みなさんも固定費の見直ししてみませんか?

(おまけ)
振り込み手数料で損してませんか?金利の低い時代に手数料はもったいないですよ。
私は新生銀行でいつも手数料無料で振込みしています。
2週間の円定期預金も手軽でオススメ!

ちなみにカードのカラーは選べます。夫はブラック、わたしは金運が上がりそうなイエローです。笑

www.okaimonoto.com

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