雨が降ってジメジメしたり暑かったり、体調を崩しやすい季節ですね。
そんな時は梅雨だからこそ楽しめることをしよう!

毎年恒例、梅雨の時期に作る赤しそジュースです。
赤しそは6月に入った頃から店頭に並びはじめます。
近所の八百屋さん、2束300円で買いました。

赤紫蘇ジュースを作ろう。
娘と一緒に葉をむしっていきます。
茎がついていても大丈夫、けっこうアバウトです。
大きいボール2つ分いっぱいとれました。
水洗いします。

わざわざ摘まなくても袋入りもありますよ。

沸騰させた湯に少しずつ投入していきます。

弱火で10分〜20分ほど煮込みます。
煮込まないほうがいいとの説もありますが、グツグツ…。

赤しそを引き上げます。
ギューっとしぼってエキスを無駄なくしぼりましょう。
砂糖をいれてよく混ぜます。
黒っぽい濃い紫色ですね。

ここから子どもたち必見の化学実験!
クエン酸や酢でもできますが、レモン汁が一番美味しいと思う。

赤しそ1袋(約300g)に対して
水1ℓ・砂糖350g・レモン汁200ccにしました。
レモン汁を加えると、色が変わっていきます。

赤しそに含まれるアントシアンが、レモン汁(酸性)に反応して鮮やかな赤に変化しました。
比べてみると一目瞭然!
きれいなピンク色、天然の色素です。

水や炭酸水と割っていただきます。
ゴクゴク〜!

夏バテで食欲が落ちたとき、体調が優れないときに飲むと元気になります。
参考にしたレシピはこちら。
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赤しその栄養価を調べてびっくり。
- 緑黄色野菜に多いカロテン保有量はにんじんより多い
- ビタミンB1・B2・C・Eとビタミンの宝庫
- 鉄分・ミネラル・カルシウムがたっぷり
- 不飽和脂肪酸の1種であるαーリノレン酸
- ポリフェノールの1種であるアントシアニン・ロズマリン酸
効果・効能もたくさんあります。
- αーリノレン酸でアレルギー体質の改善・予防
- 血液凝固を抑え血液サラサラ、特に油の多い食事のあと効果的
- 胃腸の消化吸収を助け、食欲がないときに効果的
- 疲労回復、貧血予防、風邪予防
- 血糖値の上昇を抑えてダイエット効果
- しそに含まれる殺菌・解毒作用で美肌効果
- アントシアニンで、活性酸素を除去、内臓脂肪の蓄積を抑える効果
- ロズマリン酸で、花粉症などアレルギー症状を抑制する効果
私が特に実感するのは、食欲増進・疲労回復・風邪予防です。
疲れているときには、レモンをさらに足してビタミンCをたっぷり摂ります。
かき氷のシロップに加えたら色がとってもキレイでした。
梅シロップと一緒に、梅しそ氷です〜!

かき氷機はアイスロボを使っています。
残った赤しその葉、ザルにあげて天日で半日乾かすと…

カラッカラに乾きました。

梅干しと一緒に梅酢に漬け込んでおくと、しっかり味も色も染まりました。

梅酢で揉んでから天日干し、さらに粉々にすると「ゆかりふりかけ」ができるみたい!今度やってみよう。