春から年長になる娘は、のびのび系の幼稚園に通っています。
勉強系の習い事をすることもなく、遊びが中心の毎日を過ごしてきました。

お友達とのお手紙交換のおかげでひらがなの読み書きはできるものの、机に座って勉強したことはありません。
とはいえ、小学校に上がる前に学習習慣を身につけさせたいと思っていました。
勉強ができるようになってほしいというより、小学生になったとき授業が苦痛に感じないようにしてあげたい、というのが本音です。
具体的にはこんな風になってほしいな、という親の願いもあります。
- 鉛筆を正しくもち、しっかり字が書ける
- 集中して机に座っていられる
- 勉強が楽しいと思える
というわけで、 七田式プリントB を注文しました。

七田式プリントって何?
幼児教育に定評のある七田式が手掛けた、2才半からのプリント教材です。
幼児教室や塾などに通わず、自宅でできるのがいいですよね。
七田式プリントの主な特徴がこちら
- 親子で取り組むことで、楽しみながら学べる
- 小学校に入る前に、考える力・基礎学力をつける
- 0才~6才までの右脳の成長期に、右脳と左脳の力を育てる
- 簡単な問題を繰り返すことで、楽しみながら達成感を感じることができる
- 1日3枚(約15分)でできる
- 1か月あたり1,350円でできる

10か月分が一度に届きます。
七田式プリントを選んだ理由は?
七田式プリントのお試し教材をやってみた娘が「プリント楽しい」というのです。
もう1枚、もう1枚とどんどん進んでいきました。
実は他にも試してみた教材がありました。
こどもちゃれんじ、がんばる舎、くもん、100円ショップの教材など。
難しすぎたり、逆に簡単すぎて飽きてしまったり。
つまらないからやりたくない!なんて言われたこともあります。
あくまで娘の場合です・・。親目線ではどれも考えられていると思います。
そんな中で1番楽しそうに、食いついていたのが七田式プリントでした。

オールカラーで、絵や写真が豊富なのもお気に入り。
幼稚園から帰ってきて、おやつもそこそこに勉強するーという娘に背中を押されるかたちで申込みました。
集中している・楽しそう・もっと勉強したい
こんな様子を見せられたら、応援したくなるものです。
七田式プリントの良かったところは?
もじ・かず・ちえの3種類を各1枚、1日3枚(約15分)というのが分かりやすい。
初めのうちは、もう少しやりたい!と言っていた娘ですが、七田式では定着力を高めるため、毎日少しずつ進んでいくことが推奨されています。
もう少しやりたい!という学びたい意欲が次につながると信じて、毎日コツコツがんばっています。
同じような問題が繰り返し出題され、少しずつ難易度が上がっているので、取り組みやすい。
無理なくステップアップしているなぁという印象です。
飽きずに取り組める工夫がされています。

親として気づかされた点が多々あります。
七田式で出題されている問題が解けないとき、親が生活の中で取り入れて(体験させて)いなかった新しいことに気づかされます。
例えば、このような問題。

順番に並べたときに、最後にくる絵に〇をつけましょう。
上は浦島太郎、下はシンデレラですね。
シンデレラは迷いながらも、なんとか正解できました。
問題は、浦島太郎…。
有名な昔話ですが読み聞かせしたことがなく、娘は??状態。
古典的な絵本の読み聞かせが不足していたかも、と気づかされました。
逆にこんなこともありました。

地面の下にできる野菜はどれですか?
きっと知らないだろうな…と思っていたのですが、見事正解。
聞くと幼稚園で野菜を育てている関係で、知っていたのだそう。
自宅以外でも色々学んでいるんだなーと、親バカですが感心したり。
このように日頃の生活の中で知っておいたほうがよい、基準のようなものとして役立たせてもらっています。
七田式プリントを始める時期(目安)は?
七田式プリントB の対象年齢は、3才半~5才と言われています
娘は以下のような状況でした。
- ひらがな・カタカナが読める
- ひらがなが90%書ける(苦手な字あり)
- 絵本を一人で読める
- 1~10までの大きさが分かり書ける
七田式では簡単に感じるレベルから開始することを推奨しています。
結果的に5才になったばかりの娘には、Bがベストな選択だったと思っています。

参考までに各プリントの開始目安は以下の通りです。
プリントAの目安
- 2才半~4才
- 鉛筆がもてる
- 〇と×を書け、点と点を線で結べる
- 大小・多少・長短がわかる
- 身近なものの名前を言うと、指すことができる
プリントBの目安
- 3才半〜5才
- ひらがながすべて読める
- 身近な物や動作をあらわす単語が読める
- 1つ、2つ、大きいがわかる
- 10までの大きさがわかり、書ける
プリントCの目安
- 4才半~6才
- 答えが10までの足し算ができる
- ひらがなや簡単な単語が書ける
- 身近な形容詞が書ける
- 助詞が理解できる
取り組み方・気を付けていること
- 間違えたら一緒にやり直して最後は100点にしてあげる
- 取り組む時間帯は、毎日決まった時間にする
- よくできたね、がんばったねと褒める
- 分からないことを怒らない
特に、怒らないは1番気を使っています。
どれも大人になれば誰でも分かる問題です。
プリントで知識をつけようと思うのではなく、勉強が楽しいと思ってもらえたらいいな、勉強する喜びや達成感のようなものを感じてほしいな、と思っています。

よくできましたのハンコがついています。
最後に
七田式プリントをやっているお友達に聞くと、楽しいという子が多いです。
逆に「何でできないの?」「また間違ってるよ!」とつい小言を言ってしまうお母さんは、子どもの反応が良くないと悩んでいるようです。
幼児に対する勉強は、知識を植え付けるためではなく、達成感を味わうためだと思っています。
本来、子どもは知りたいという欲求が強くあります。
なんで?どうして?と質問責めにあった方も多いのではないでしょうか。
知りたいという気持ちから得た情報や体験を、乾いたスポンジのようにどんどん吸収していきます。
七田式だけに限らず 、知りたい欲を上手くコントロールして達成感を味わうことができれば、子どもは勉強することが楽しくなるはず。
- やりたい→できた→もっとやりたい
- 知りたい→新たな気づき→もっと知りたい
勉強が楽しい、夢中になれるといいですよね。
まだ始めたばかりで、我が家も壁にぶつかることがあるでしょう。
初心の気持ちを忘れず、子どもと楽しんで続けていけたらと思っています。