
我が家は娘2人です。
2人を見ていると、同じ親から生まれて育っているのに、性格って人それぞれだなーと感じます。
おっとりとしていて慎重派。照れ屋でおませな女子という感の長女。
愛嬌たっぷりで人懐こく、たくましい。物おじせずにガツガツ行動派の次女。
もって生まれた性格ももちろんあるのでしょうが、生まれた順番が性格に大きく関係しているのだろうな、と思う今日この頃です。
というのも、周囲の兄弟姉妹を見ていても大なり小なりこの傾向があるのです。
- 慎重な兄vs好奇心旺盛な弟
- 人見知りで控えめな姉vsわんぱくで元気な弟
とかね。
姉妹の最近の様子
我が家の長女は、最近よく泣きます。
この間は、しりとりで遊んでいて「れもん」と言うので「ん、で終わったら負けだよ」と言ったら、オイオイ泣き始めてしまいました。
「もう一度、ん、じゃないのを探してみたら?」と言っても「れもんがよかったの」と顔に手を当ててオイオイ・・・。
次女は、生まれながらにしてキス魔なんですよね。
わたしは口へのチューはしない母なのですが、口も首も頬も至るところにキスしてきて、「ママ好き、チュ」としてきます。
「んふっ」と首をかしげながら、くねっとするところなんて、わたしより女らしいのでは?と思うほど。
将来が楽しみというか心配です。
夏休みはケンカも多い・・・
第一子と第二子の違いは親の向き合い方の違いなのか?
まず、初めての子どもは、親も全てが初めての経験ですよね。
試行錯誤で子どもに向き合って、ああでもない、こうでもない・・・と。
1つのことに一喜一憂して、ある意味過保護というか、時間をかけていますね。
そして子どもは親の視線を常に意識しています。
子どもが親の様子を伺うというのは、至ってふつうのことです。
ただ、親が子供をよく見ている分、見られる(注目される)ことに慣れているのだろうと感じます。
第一子は、親も子育て慣れしていませんから、総じて目をかけて育てる傾向にありますね。
それは赤ちゃん期だけにとどまりません。
何をするにも第一子が初めてという状況は変わらないわけですから。
第二子以降は、経験値がある分、親が余裕をもって子育てできていますね。
- 少し泣いたくらいでは、動じない。
- 多少危ないことをしていても、見守れる。
- 多少人と違っていても、神経質にならない。
良いか悪いかは置いといて、ほっといてもいい子に育っていると感じる方も多いのではないでしょうか。

第二子は要領が良い子が多い?
第二子は手間がかからない、器用に何でもこなす子が多いですよね。
大きく影響しているのは、第一子の存在です。
身近に先輩がいるから、細かいところもしっかり真似して何をするにも上達が早いです。
子どもは真似が得意ですから、真似をすることで色んなことを学んでいきます。
次女を見ていて思うのですが、必要不必要に関係なく、細部までよく真似していますね。
以前こんなことがありました。
「ごはんだよー」とわたしが声をかけると、「はーい!」と言いながら、長女が2回転しながら食卓にやってきました。
次女も全く同じ行動でしたね(笑)。
全く無意味・・・。
そうやって、良いことも悪いことも近くで見て学習している次女ですから、要領の良い子に育つことでしょう。
かくいう私も姉妹の妹だったので、姉からは要領が良すぎる!私ばかり損してる!とよく言われていました。
そんなことないのになぁ・・・と思いながら、真面目で責任感が強く面倒見がいい「いかにも長女」な姉には要領が良いと思われているのでしょうね。
私の場合は、がんばるところ、手の抜くところを感覚で覚えていたのかもしれません。
兄弟姉妹の構成で性格がある程度決まってくるというのは、やはりセオリーなのでしょうか?
こんな表を見つけました。

引用:きょうだい構成で分かる子の性格、親の対応術 :日本経済新聞
我が家の姉妹の場合でも、それぞれ良いところがありますね。
総じて末っ子は奔放で要領が良さそう。
子育ての不安と向き合い方
産まれた順番という事実に加えて、親の育児への取り組み方で、子どもの性格にまで影響させているのだとしたら、少しはフラットな気持ちで子育てに向き合いたい。
特に、私の姉が感じていたような要領が悪いというコンプレックスを長女に感じさせたくない。
そう思いました。
わたしができるごくごく小さな取組みは、「お姉ちゃんなんだから」と言わないことと。
そもそもお姉ちゃんではなく、名前で呼んでいます。
良いのか悪いのかは分かりませんが、身近な体験談だったので、姉の意見を参考にしました。
こうして書いてみて思うのは、結局のところ長女にとても心を砕いているという事実なんですよね。
いつまでも心配、いつまでも気にしてしまう。
私の両親と姉のようにいつか衝突してしまうのか?と思うと、少しビビる自分がいます。
そんなときスッと入ってきた文章がこれ。
1人目に手がかかるのは、丁寧に育てた結果です。(中略)
第1子のお子さんは、皆さんが、新米のパパ、ママだったころ、初めての子育てに戸惑っている二人の不安に付き合ってくれた“同士”です。
「ありがとう」と思ってあげてほしい。(中略)
手をかけた分、手をかけてあげた子の良さがあります。
第1子は優しい子が多く、親のことを気にかけているのは、上のお子さんであることが多いものです。
引用:きょうだい構成で分かる子の性格、親の対応術 :日本経済新聞
なんだか、涙が出そうになりました。
はじめから親になるわけではなく、子どもが親にしてくれたんですよね。
確かに、長女はとても繊細で優しい心の持ち主。
「ありがとう」の気持ちを忘れずに、もう少し寛容な子育てをしていきたいな、と思った次第です。
まとまりのない内容になってしまいました・・・。
親としてはまさに「みんなちがって、みんないい」の心境なんですけどね。
みなさんの兄弟姉妹の子育て論、ぜひ教えてくださいね。