
夏といえばスイカですよね。
ちょっと大きい形からして、最近はスイカ離れもおきているとか?
種をとるのが面倒なんて意見もちらほら。
確かに子供の頃は、近所の人たちが集まってスイカ割りすることもあったけれど、今はそういうの聞かないですよね。
大きく△に切って食べるのがスイカの醍醐味だと思いつつ、子供が食べると汚れるし、ついついブロック状にカットして上品に食べてしまったり。

でも!我が家はスイカ丸ごと1個買う派です。
近所のスーパーでは、1カット(1/8サイズ)で398円で売られていました。
対して、スイカ丸ごと1個の値段980円。
おっと、3倍の価格差です。
そんなに食べないし、1カットで十分よ、と言う方はいいんです。
でも、我が家は1カットだと1日で無くなってしまうので、それ以上買うとなると丸ごと1個かったほうがリーズナブルということになります。
スイカは90%以上が水分、残りは糖分だと侮るなかれ。
スイカは栄養素たっぷりのミラクルフルーツなんですよ。
さて、スイカに含まれる栄養素って何だかご存じですか?
リコピン
アンチエイジングに効果的な抗酸化作用があります。
リコピンといえば、トマトですよね。
なんと、スイカにはトマトの1.4倍のリコピンが含まれています。
β-カロテン
にんじんなど緑黄色野菜に多く含まれる栄養素。
肌の老化やガンを予防する効果があると言われています。
カリウム
ミネラルの一つ。
とり過ぎた塩分を排出し、体内の水分量を調整する役割があります。
熱中症、夏バテ防止などに効果的。
シトルリン
シトルリンは、1930年に日本で、すいかから発見された栄養素。
血管を拡張させ、血流を改善する効果がある、スーパーアミノ酸とも呼ばれています。
むくみ・冷えの解消、疲労回復、筋力・精力の増強、美肌に対する効果など、効果は未知数であり、サプリメントも多数あります。
個人的には、ターンオーバーを促進して美肌を保ってくれるというのに惹かれました。
こちらが詳しかったです。一部引用させていただきました。
このように、スイカは栄養価の高い果物です。
まぁ深く考えなくても、旬の果物が体に悪いはずはありませんよね。
では、4人家族の我が家がどうやってスイカを食べきるのか?
ちょうど先週スイカを丸ごと購入したので、レポ形式にお送りしたいと思います。

ある日の昼食、サンドイッチを作りつつスイカを食す。
スイカ丸ごと1個を食べつくす
スイカ1玉720円で購入しました。
ちなみに、甘いスイカを見分ける方法は?
模様のうねりが多くさらに浮きあがっているものがいいのだそう。
購入した当日、1/4サイズのスイカを△にカットして、塩をぬりながら美味しくいただきました。
特にマラソン帰りの夫が、うまいうまいと言って(水分補給?)たくさん食べました。
と同時に、残り3/4をブロック状にカット。
半分は琺瑯タッパに入れて、冷蔵庫に保管。
だいたい2~3日で食べきります。
半分はジップロック袋に入れて、冷凍庫に保管。
そう、冷凍して天然のスイカシャーベット!

お風呂上りに一口つまんだら、うまーーーーいと言ってしまうこと間違いなし。
子供たちも大好き。
アイスを食べるよりは、健康的ですよね。
種が入っていても、モゴモゴすれば飲み込むことはありません。
とはいえ、できるだけ冷凍保存にするほうは種が少ないものを選り分けておきます。
ちなみに、スイカの黒い模様部分には種が隠れています。
模様に合わせて刃を入れれば、表面に種がでてきて簡単にとれますよ。
余った皮の部分はスイカの漬け物にしたり。
スイカ表面の固い皮(緑の部分)を除いた白い部分を小さ目にカットして、凍らせておき、スムージーやジュースを作るときにも使っています。

私がよく作るのは、バナナジュース。
子供たちも大好きです。
材料は、バナナ・牛乳・氷のいたってシンプルなもの。
場合によって、みかんやいちごなどを加えることもあります。
スムージーにしたいときには材料を凍らせるといいですね。
この氷を、冷凍したスイカの白い皮部分を置き換えると、より美味しくなるうえ栄養価も高いジュースになるんです。
先ほど紹介した栄養価のうち、シトルリンは皮部分が実の2倍の栄養価があるそうですよ。
このように、実から皮まで丸々1個食べつくすことに成功!
当分スイカはいいよね?なんて思ってたら、またスイカ買ってきてね。(娘)だって。