子育て

後悔しない幼稚園の選び方!私が13の幼稚園から決めた理由。

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幼稚園選びって迷いますよね。幼稚園選びの決め手やどんなポイントをチェックすれば後悔や失敗することがないのか?悩んでブログにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

私が子どもの幼稚園を選ぶにあたり、検討した幼稚園の数は13か所。自宅から、バス通園・自転車通園・徒歩通園含めて通える私立幼稚園が13か所もあったのです。13の幼稚園の中からどのように子どもの通う幼稚園を決めたのか、当時を振り返ってみたいと思います。

幼稚園選びはいつから?後悔しない選び方のポイント!

幼稚園の入園願書受付は10月ですよね。説明会は9月頃に行われるところがほとんどではないでしょうか。

皆さんはいつから幼稚園選びをスタートしますか?私は3歳前から少しずつ意識して情報収集していました。

お子さんを複数のプレ幼稚園に通わせているママや、上にお子さんがいるママからの具体的な情報はとても参考になりました。夏休みや早い時期から体験会のようなものを開催してくれる幼稚園もあります。

実際に幼稚園の先生と子どもたちが触れ合える機会は、幼稚園を選ぶうえで非常に貴重なものです。やはり人気が高いので、早めのチェックがおすすめです。

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本当はすべての幼稚園を見に行ければいいのですが、私の場合はあらかじめ得た情報と立地条件で4つに絞ったうえで、見学に行くことにしました。幼稚園を見学できる数に絞るにあたり、吟味したポイントは主に4つです。

  1. バス通園?徒歩通園?
  2. 勉強系?のびのび系?
  3. 大規模園?小規模園?
  4. 宗教?無宗教?

子どもの幼稚園はバス通園?徒歩通園?メリットデメリットを比較する

結論から言うと、バス通園は候補から外しました。我が家から通えるバス通園の幼稚園は、敷地が広い園が多く、どれも魅力的な園ばかりでした。何よりバス停が家の前!当時1歳の下の子がいた私には、願ってもない程いい条件でした。

それでも、バス通園をやめた理由を考えてみました。

私が考えるバス通園のデメリットとは? ※個人の主観です

  • 送り迎えをしないため、幼稚園の様子が分かりづらい
  • バス乗車時間が長い(ルートによる)
  • バスの事故が怖い
  • 遊ぶ友達が限られる
  • 私(母)が幼稚園に行くときバスが使えない

私自身はバス通園の幼稚園に楽しく通っていましたし、デメリットも考え過ぎなのかもしれません。ですが、徒歩通園に魅力を感じたのでバス通園の園は候補から外したのです。

ちなみに、引越しにより送り迎えあり→バス通園に転園した友人がいます。幼稚園に行く機会が少なく子供の顔と名前が一致しないバス停のママ(8人)としか関わらないので気の合うママが少ないのが悩みと言っていました。

徒歩または自転車通園の幼稚園であれば、毎日の送り迎えで幼稚園の様子がよくわかります。お母さんやお友だちの名前もすぐに覚えられるでしょう。降園後も友だちと公園で遊んだり、お家で遊んだりと親しい関係を作りやすいというメリットもあります。逆に幼稚園から帰ったら、習い事や兄弟の予定で埋まっているという方は、あまり気にする必要はないかもしれません。

幼稚園は勉強系?のびのび系?どちらがいいの!?

次に悩んだのが、勉強系にするか?のびのび遊ぶ系にするか?ということ。

必ずしも二者択一というわけではなく、様々な要素を取り入れた幼稚園もあります。躾を重んじる園、カリキュラムに基づいた教育メインの園、モンテッソーリ教育の園、幼稚園後の習い事が充実している園・・・。

これはあっさり決まりました。私たち夫婦が望んでいたのは、のびのび系の幼稚園です。幼稚園は楽しく通ってほしいと思っていたから。

友達と沢山遊んで、色んな体験をしてほしい。カリキュラムもいいけれど自由な遊びから学ぶことってきっとたくさんある。今しかできない「遊び」を思いっきりさせてくれる幼稚園に決めたのです。

遊んでばかりいたら、小学校の勉強についていけなくなるのでは?と思われるかもしれません。幼稚園を卒園して小学2年生になった娘は、学校の授業も問題なく理解できているようです。何より「幼稚園は楽しいことばかりだった!」という娘の言葉が答えのような気がしています。

幼稚園は大規模園?小規模園?どっちがいい?

通いやすさも考慮した結果、最終的に2つの幼稚園で悩むことになったのですが、両園の違いがまさしくこれでした。私は違う理由も込みで選んだので、どちらがいいとは一概には言えません。

結果的に私たちが選んだのは、小規模幼稚園でした。実は私は転勤で越してきたので地元の人ではありません。身内や友人がいない中で、子供たちに私たち以外の親しい大人を沢山見せてあげたかった。

〇〇ちゃん、〇〇くん、と親たち大人が子供を包み込むような環境で育ってほしいと思ったんです。今は1学年1クラスという小さな幼稚園で、全員の園児の顔と名前が分かるようになりました。

大規模園の良さももちろんあります。人が多ければ、親も子もそれだけ相性のよい相手を見つけることができます。きっと、たくさんの子どもたちの中でたくましく育ってくれることでしょう。

大規模幼稚園だと派閥やグループができやすいと聞きますが、それはどこの幼稚園でも大なり小なりあることです。

宗教色の強い幼稚園の雰囲気は?キリスト教や仏教の幼稚園ってどう?

幼稚園は宗教色の強い場合が多々ありますね。私の検討した幼稚園にも、仏教系、キリスト教系幼稚園がありました。結論から言うと、教育理念に共感できるのであれば宗教は気にならないと個人的には思っています。

我が家は無宗教(しいて言えば仏教?)ですが、娘の幼稚園はキリスト教系です。お祈りしたり讃美歌を歌ったり、聖書から引用したお話もあります。最初は戸惑いもありましたが、今では慣れました。笑

言葉は悪いですが、洗脳されるということはありません。

(追記)娘が3年間通った幼稚園を卒園した今、キリスト教系の幼稚園でよかったと思っています。感謝する心、誰が見ていなくても神様がずっと見ていてくれるという認識は子供にとってプラスに作用しているように思います。

幼稚園の説明会は気づきのチャンス!失敗しない幼稚園選びのために

説明会での先生の対応も幼稚園を選ぶ上で重視したことです。

ある体験会に行ったときのこと、はじめての場所で慣れない子供たちに座りましょう!ときつい口調で叱っている先生を見たときには、ここは絶対にやめようと心に決めました。(単に、私が幼稚園に躾を求めていないからです)

別の幼稚園の説明会では、抱っこしている赤ちゃんが泣いてぐずっているママに対して、他の方が聞こえなくなるからと退室を促していて、驚いたことも。(お母さんはあやしていたし、隅のほうにいたのですが)

園長先生の教育理念はしっかり聞いておくべきです。幼稚園は小学校や中学校と違い、園長先生の教育理念が色濃くでる場合が多いです。延長保育や給食、〇〇ができるようになります、など親へのアピールよりも、いかに子どものことを考えてくれるかが大事ではないでしょうか。

このように説明会の様子から、普段の幼稚園の様子が垣間見られることもあるので、説明会や体験会には出席されることをおすすめします。コロナ禍で説明会の形態も変わっているかと思いますが・・・

後悔しない幼稚園選び、自分の目で確かるのが1番!

幼稚園によって、雰囲気って異なりますよね。通わせる親や子供はどんな感じなのか?実際に幼稚園の送り迎え時間にのぞいてみるのもありです。

子どもはもちろん、親も楽しく通えるか自分の直感を信じましょう。口コミサイトのレビューや変な噂に惑わされないことも大切なことです。〇〇幼稚園は、ボスママがしきっているらしい、おもらしする子は断られるらしい等々。

もちろん正しい情報もありますが、変な噂には惑わされずにいたいものです。私が聞いた中では、上のお子さんにストレス反応(どもり・頻尿・チック症)がでるほど躾が厳しい幼稚園だったという話。

実際に見学に行くと、独特の雰囲気にやはり思うところがありました。噂が事実だったとしても、やはり自分の目で確かめるのが一番です。

プレ幼稚園は行くべき?子供の年齢と性格としっかり向き合って

3歳児で入園するプレ幼稚園には入っていませんでした。それは、娘にはまだ母子分離は早いのでは?と思われたこと、私自身まだ幼稚園を決めかねていたことがあります。

プレに入っていなければ、もしかしたら年少さんで行きたい幼稚園に行けなくなるかもしれない、という焦りもありました。ただタイトル通り選べる幼稚園がたくさんあったので、その時はその時だ!と腹をくくりました。笑

結果的には、近年の待機児童問題にも象徴されるように保育園に人気が高まり、幼稚園は比較的入りやすい状況でした。

お住まいの地域によっては、プレ入園をしていないと幼稚園に入ることができないというところもあるのでしょう。プレ幼稚園のタイミングで、一度リサーチしてみるのもいいかもしれませんね。

かくいう私も、プレ幼稚園に入園させるか決めかねていたものの、説明会には行ったクチですから。説明会に参加してから考えるのも全然ありだと思いますよ。

最後に、私の幼稚園選びはもちろん、子育てすべてに影響を与えてくれた本を紹介します。「この本にもっと早くに出会いたかった」というレビューが印象的です。

子どもへのまなざし

子どもへのまなざし

  • 作者: 佐々木正美,山脇百合子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店

 

子育てにおいて、何を優先させるかは人それぞれ価値観によって異なるでしょう。私はこの本を知って、自分の子育てにおける揺るぎない芯のようなものができました。今もシリーズで手元に置いていて、事あるごとに見返す大切な本なのです。

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