
子どもが幼稚園に入園すると親睦会(懇談会や保護者会)が定期的に開催されます。自己紹介にはじまって、歓談したり、Q&Aコーナーが用意されていることも・・・。
子どもの話だけすればいい場合もありますが、最近はママ自身のことを話されるケースが多いのではないでしょうか?新しい顔ぶれになる新年度はいつも憂鬱で・・・という人も多いのではと思います。
そこで、今日は親睦会など大勢の前でお話しするときのコツ、注意点などをまとめてお話しします。その名の通り、親睦を深めるためのものですから肩の力をぬいていきましょう!
人付き合いのコツはこちらで。
www.okaimonoto.com
目次 親睦会では自己紹介が必須ですので、事前に話す内容を整理しておきます。文章で一語一句正確に準備する必要は、全くありません。当日の内容変更に対応することができないばかりか、棒読みになる可能性が非常に高いです。 おすすめは、自己紹介ネタをあらかじめ箇条書きでメモしておき、メモをもとに練習してみることです。当日、心配であればメモを持っていってもいいですね。 次のようなお題の中から、自己紹介ネタを探していくのがいいでしょう。 実際には当日、先生や幹事(委員)さんがホワイトボードなどに上記項目を列挙している場合もあります。これらの項目はあくまで参考程度と考え、無理に全部言う必要はありません。 また、引っ越して転入してきたばかりの方や話す話題に悩むという方は、「いい小児科を教えてください」「お出かけスポットを教えてください」など質問するのも一つの方法です。 自己紹介は最初の印象を決定づけますので、しっかり準備していきたいところ。 理想的な自己紹介とはどのような挨拶なのでしょうか? 実際に私が参加した親睦会での、あるママの自己紹介。 出身はちびまる子ちゃんと同じ静岡県清水市です。 幼稚園から歩いて10分程のところ清水医院の近くに住んでいます。 〇〇(子)は外遊びが大好きで、今は虫集めにはまっていて家にはだんご虫とかカマキリとかが沢山いて、わたしはちょっと困ってます(笑)。 趣味はマラソンなので、夜夫が帰ってから子どもをお願いして走りにいったりしています。 こどもとのお出かけはもっぱら公園で、ひたすら昆虫採集をしています。 同じように昆虫好きのお子さんがいたら、ぜひ公園ご一緒しましょう。 よろしくお願いします!」 この自己紹介でいいな、と思われるポイントは ・子どもの話題を含めた微笑ましいエピソードがあること。 ・ママさんの出身地・趣味が印象に残りやすいこと。 ・気軽に誘ってくださいね、というニュアンスで話しかけやすいオーラがでていること。 自分だったらどういう話をしようか、皆さんイメージ湧いてきましたか? でも、趣味なんてないし・・・という方もいらっしゃるかもしれません。実際に趣味がないというママさんで、次のように自己紹介をしている方がいました。 Aさん 「趣味?・・・(沈黙)えーっとありません。」 Bさん 「今は赤ちゃんのお世話で趣味を考える余裕がないんですけど、時間ができたらヨガに行きたいと思ってます。」 皆さんはどちらの自己紹介が印象に残りますか? 2人とも今は趣味がないとのことですが、Aさんは、聞いてて少しだけつらいというか、話しかけづらいなという印象を受けましたね。 対してBさんは、はつらつとした前向きな印象を受けましたし、おすすめのヨガ教室があったなら教えてあげたくなりました。 趣味はなければ飛ばすのもありですが、言い方ひとつで印象は変わりますので、趣味ネタは1つ持っていたほうがいいですね。 そうはいっても趣味やマイブームってくくりはハードルが高いですよね・・・。 ちゃんと極めていないと人には言ってはいけないのでは?などと考えがちです。難しく考えすぎずに、Bさんのようにこれから〇〇やってみようと思ってます、とか〇〇に興味があります、とかでも全然OKなんですよ。 趣味=興味があることって考えるだけで、気軽に話せるようになりませんか? 興味があるっていうだけで、実際にその分野が趣味という方から声をかけてもらえたり、いろいろな情報がもらえたり、なんてラッキーなことがあるかもしれません。 実際に、私も下の子がまだ小さくて趣味どころか自分に使える時間も全くない状態でした。 自己紹介のときに「時間ができたらガーデニングとかやってみたいです。」と、趣味でも何でもないことを話したら、お話したことのなかったガーデニングが趣味のママさんからお声がかかり、お話する機会が増えていきました。 生活にゆとりがもてた頃、鉢分け?というのかな、その方の育ててるハーブを頂いたり、ガーデニングが縁でお家にお邪魔させてもらったりと、親しくさせていただいています。 ガーデニングの例のように、同じような趣味嗜好の人だなと感じてもらえれば、気の合いそうなママさんからお声がかかるチャンスもぐんとふえます。仮に共通点がなくても、〇〇さんはガーデニングに興味があるって言ってたわね、今は何を育ててるの?などと声をかけてくれる方もいたりして、話のきっかけになります。 自分からぐいぐいいくタイプではないからと、あっさりとした話で終わらせるのはもったいない。意外と最初の印象って後々まで覚えているものです。 私ってこんな人なんですよとアピールして、相手からどんどん声をかけてもらう、「声をかけられやすい人になる」ということも大事かと思います。ママ自身が友達(親しいママ友)を作ることは、きっと子供のためにもなるはずです。 自分自身の話をすることに抵抗がある人っていますよね。プライベートなことはできれば話ししたくない、ある程度の距離感をもって接したいなど。その気持ちわかります。 その場合は無理に自分の話をしなくてもいいでしょう。対象を子どもにおきかえて、「うちの子はいま〇〇にはまっているので一緒にやっています」と子どもの話に乗っかってしまいましょう! 実際に、お子さんが鉄道大好きなママさんの話。 「休日は子どもと色んな電車を見に行ってます。 夏休みは〇〇県に〇〇鉄道を見に行ってきました。 息子の好きな車両は〇〇と〇〇です。 おかげで私も鉄子になりました(笑)。 おすすめの鉄道スポットがあれば教えてくださいね。 よろしくお願いします。」 みなさんニコニコ聞いてましたね。このあと、ママさんは同じく鉄道好きな子どもを持つママさんと楽しそうにお話しされていましたよ。 自己紹介をして時間が余っていたりすると、歓談タイムに突入することがあります。歓談タイムでは、座席が近い人とお話しするタイプ、席替えをして歓談メンバーを決めてお話しするタイプなどがあると思います。 ここでは5人位の歓談メンバーとお話しをする場合についてお話したいと思います。 歓談タイムでは、元々仲の良いママ、初めましてママ、などうまくミックスされていることが多いです。一番やってはいけないのは、元々仲の良いママと内輪の話をすることです。 残りのメンバーが元々の仲良しさんなら別ですが、そうでない場合、仲の良さそうなママ同士のよく分からない会話を聞きながら、会話の糸口が見つけられずにシーンとしてしまう可能性があるのです。 他のママさんたちのことを考えてあげられなければ、当然印象は悪くなります。何より自分たちだけの世界にとどまっていては、せっかくの新しい出会いを見逃すことになります。 歓談タイムでは、できるだけ初対面のママさんに話しかけて親しくなるきっかけをつくりたいですね。でもいきなり根掘り葉掘り聞いてしまっては、警戒心を抱かれて逆効果になってしまうので、話す内容には十分気を付けましょう。 一番いいのは子どもの話題、あとは自己紹介のときの話題です。 他愛のないものがベターです。 自己紹介のときの話から展開させるのは非常におすすめです。歓談メンバーも周知の事実であり、本人にとってもオープンな話題だからです。 やはり皆さん人前では緊張するものの、少人数になった途端に話し出す人も多いです。自己紹介ネタをきっかけに話が盛り上がると楽しいですよね。 できれば、自己紹介のときには簡単にメモをとっておくといいでしょう。 (ガリガリ書き留めておく必要はありません) よろしければ、 後半もご覧になってくださいね。親睦会・懇談会では自己紹介ネタを用意しておこう
理想的な自己紹介の文例と押さえておきたいポイント!
▶︎理想的な自己紹介とは?幼稚園ママのリアルな自己紹介!
▶︎趣味ネタは用意するべき!趣味のハードルは低く考えよう
▶︎趣味は興味があることと考えよう
▶︎誰でも共通点があると嬉しいもの!自己紹介は親しくするチャンス
▶︎自分のことは話したくない!そんな時は子どもが好きなことに乗っかろう
苦手な歓談タイムを乗り切る方法
▶︎初対面のママにこそ気軽に話かけよう
▶︎子供・自己紹介ネタをフル活用しよう